一度植え付けられた恐怖を払拭することは容易ではない【現在までの成績まとめ】
どうも敗北者です。
前回の記事以降私は完全に売り目線だったのですが、先週のHuaweiのCFOの保釈報道の翌日の12日にめちゃんこかち上げられ、含み益を大幅に削られた上に狼狽して損切を連発してしまいました・・・
日経平均の日足チャートを見ると、12日のエグイ上昇と13日の連続陽線はレンジ相場でまた22,500を目指す動きにも見えたので、売りを手放す以外の判断は出来ませんでした。
結果として含み益は30万から20万まで削られてから利確。
失った含み益を取り戻そうと必死になるも、調子が悪く損切連発。
これはしばらく触らないほうがいいと判断し、休むも相場ということで13日からノートレという状況です。
本来であれば13日に上げた時に再度売りで入るべきだったのですが、12日の謎の大陽線の恐怖が頭から離れず、翌日がSQだったこともあり、売りで入ることができませんでした。
結局14日に思いっきり下げたので、私は騙し上げに見事にはめられた形になります。
自分のトレードにそこまで自信が無い投資家、しかもその中でもトータルで損してしまっている投資家は、一度恐怖を感じてしまうと負のスパイラルに陥ります。
トータルで損をしているということは、投資家として負け続けた歴史を持っているわけで、大きな恐怖を感じたとき、自分の判断が間違っているんだと思い込むのは至極当然の流れでした…
そうなると、今度は守るべき自分ルールを守らなくなります。というより、間違っていると思い込んでいる自分ルールを改善しようと試みます。結果として、トレードに一貫性がなくなり、負けが負けを呼ぶ展開に陥る。先週は正にそういう状況でした。
結局個人投資家が持つ資金力なんてものは全体から見れば埃カス以下の存在なので、その大きな力の流れに身を委ねるしかありません。機関投資家が晴れだと言えば、雨が降っていてもそれは晴れなんです。
だから弱小トレーダーができることは、少しでも優位性の高いほうに張って、10回中1回しか勝てなくてもその1回で大きく勝つ。9回の負けても致命傷にならないように負けを大きくしない。できれば10回中6回勝つようにする。といったことを意識するしかないのかなと改めて思いました。
だから上か下かわからないときは相場を触らない。
特に今週はFOMCや日銀会合があります。
大嵐が来るかもと予報されているシーズンの格安プランで旅行に行くか、定価でも天気が荒れる心配のないシーズンの旅行に行くかだったら私は後者を選びます。
ということで、気持ちを切り替えて12月17日現在の成績をまとめたいと思います。
【11月26日段階での成績】
米国株 : 投資額240万に対し、206万(-34万)-14.2%
国内株+J-REAT : 投資額170万に対し、172万(+2万)+1.1%
日経先物 : 投資額50万に対し、53万(+3万)+6%
トータル : 投資額460万に対し、431万(-29万)-6.3%
退場時負債 : -26万
トータル+退場時負債 : 460万に対し、405万(-55万)-11.9%
【12月17日現在の成績】
米国株 : 投資額240万に対し215万(-25万)-10.4%
国内株+J-REAT : 投資額140万に対し、143万(+3万)+2.1%
日経先物 : 投資額80万に対し、102万(+22万)+27.5%
トータル : 投資額460万に対し、457万(-3万)-0.6%
退場時負債 : -26万
トータル+退場時負債 : 460万に対し、431万(-29万)-6.3%
Huaweiショックが無ければ完全にプラ転してましたね。
先物が絶好調です。
問題は、今年は医療費控除で確定申告を行う予定なので、先物のプラス分に税金がかかってきてしまう状況であることです。
このまま22万を保持したまま20%の税金がかかると、44000円引かれてしまうので、マイナスはさらに膨らみますね。
まあ株の損失繰越も出来るので悪い話ばかりじゃないんですが、25万もの損失を株で取り返せる気がしません。
先物のほうが難しいとよく言われますが、私にとっては株のほうがよっぽど難しいです。
とりあえず年末に向けて頑張りたいですね。