敗北者の日経平均先物取引

日本株式、先物で敗北したサラリーマンの米国株での再起物語

待つも相場という反省

相場格言に「待つも相場」という言葉があるらしいです。

どこでその言葉を聞いたのかもう思い出せませんが、経験の浅い私でも知っている格言だけあって、その重要性を今回思い知らされました。

 

2018年9月末ごろにアマゾン、ビザ、スクエアといった米国成長株を購入しました。

投資予定額400万に対して100万程度の買建です。

10年チャートで見た時に完全右肩上がりだったので、暴落を待ってたら買い時を失うと焦って購入したのを覚えています。

 

その直後に「10月末に買って4月末に売る」のアノマリー効果と、米国中間選挙、サウジ記者殺害、米中貿易戦争、イタリア予算と様々な不安要因が重なり、最上段からの暴落を復帰の洗礼としてモロにくらいました。

 

この失敗における良かった点と悪かった点について振り返ってみました。

○良かった点

①資金管理がしっかりできていた。

米国株で購入を買い付け余力の1/4に抑えておいたおかげで、一時期20%を超える損失で大ダメージを受けたものの、全体資産から見れば致命傷とまでは至りませんでした。

 

○悪かった点

①周りに流されてなんとなく銘柄を購入した。

スクエアは周りに流されて衝動買いした銘柄です。事業内容自体ははキャッシュレスで確かに魅力があるものの、不安要素もある銘柄でした。しかし、当時は米国株に対して盲信的な状況だったため、高値更新中であったにも関わらず勢いで購入しました。

スクエアは25万しか投資していないのに、-35%近く値を下げて10万くらいマイナスになっています。最も忌むべき最悪の銘柄です。

 

②リスク分散が出来ていなかった。

当時米国株100万、J-REAT100万といった形で分散投資していました。

ただ、米国株だけを見た場合、ビザもハイテク株だとすると、米国株の全てがハイテク株で構成されている状況なので、セクターが暴落すると、全ての銘柄が直撃を受ける状況でした。分散投資しているように見えて全然分散出来ていませんでした。

 

③高値掴みをしてしまった。

米国株は完全右肩上がりで、押し目を待っていたら買い場を失う。

そういった感覚を2018年9月の段階では持っていました。

過去の銘柄選別のブログで上げたVISAのチャートを見たらそう思ってもおかしくないと思います。それぐらい米国株の勢いは凄かったです。

ですが、どんな市場にも必ず調整時期というのが来るようです。それが2018年10月だったということです。

高い時に買って高く売るのではなく、やはり、優秀な企業の株を安く買って高く売る。やはりこれが一番理想なんでしょうね。