敗北者の日経平均先物取引

日本株式、先物で敗北したサラリーマンの米国株での再起物語

行政書士の資格取得を目指す

どうも敗北者です。

 

唐突ですが、行政書士の資格取得を目指すことになりました。

 

【経緯】

きっかけは、平成30年12月に成立した入管法の改正でした。

在留資格「特定技能」を追加することによって、日本で働きたいと考えている外国人の受け入れ枠を増やし、人手不足に悩んでいる企業を助けることを目的とした法律です。

 

特定技能の外国人の受け入れが始まり、日本に入国してくる外国人が増えるとなれば入管手続きの仕事も増えます。

ということは、行政書士としての仕事も増えるということに繋がるので、これは行政書士として新規に参入するチャンスだと考えたんです。

 

私は現在ごく普通のサラリーマンなので、行政書士としての仕事は副業としての仕事となります。もともと何かいい副業見つからないかなぁと日々模索していたのですが、ここにきてようやく自分の中でしっくりくるものを見つけることが出来たという感じです。

 

【当面の目標】

行政書士行政書士の資格が無いと行政書士としての仕事ができないので、まずは資格取得のための勉強を始めなければいけません。

資格を取得できていないのに取得してからの計画を立てても、取らぬ狸の皮算用になってしまうため、まずは資格取得が目標です。

また、入管法改正をきっかけとして行政書士を開業するのであれば、少なくとも今年中の合格が必須条件となります。というか今年の資格試験に合格したとしても資格を得られるのは来年(2020年2月)なので、正直それでも既に出遅れている感があります。

 

特定技能の制度は2019年度からスタートするので、今年の4月からすでに動ける体制を整えておくことが理想だったんですが、特定技能も2019年度中に徐々に整備されていく感じになるのでギリ許容範囲内です。もし今年の試験に合格できなければ致命傷です。

 

行政書士の勉強方法】

行政書士の資格取得に必要な時間をインターネットで調べると、200時間前後という情報もありますし、600時間必要なんてのも見つかります。

独学もしくはスクールに通って勉強する人、勉強に専念できる人とできない人、そういった条件によって勉強時間も変わってくると思いますが、私は独学で仕事をしながら勉強して資格取得を目指します。

 

今年の試験はまだ案内されていないので、正確な試験日は不明ですが、2018年の試験日が11月11日(日)だったので、今年の試験日は2019年11月10日(日)だと予想できます。

 

今日が3月30日(水)なので、11月10日(日)までは236日あります。

1日1時間~2時間の勉強を行えば、一応合格目標の勉強時間は確保できそうです。

 

ただ、私は法律に関する知識は皆無です。しかも、今年の4月末~5月あたりに第2子の出産も控えているため、生まれてからのことを想像すると無理なんじゃないかという気持ちのほうが強いです。

しかし、今年は私の今後の人生を左右するターニングポイントになる気がするので、ここは死にもの狂いで頑張りたいと思います。

 

行政書士の資格が無事に取得できたら】

試験に合格した後のことを考えるのは取らぬ狸の皮算用だと先ほど述べましたが、やはり独立開業するとなれば、ある程度開業してからのことを考えておかないと、それこそ無駄な努力になりかねません。

資格取得はあくまでスタートラインに立つための条件であって、本番はその後です。資格取得より本番のほうがよっぽど地獄の道かもしれないのですから、色々と覚悟しておく必要があります。

 

行政書士の開業について

まず開業にかかるコストを計算しなければいけません。

行政書士として仕事をするためには、所属する地域の行政書士会に登録する必要があります。私は神奈川県在住で、自宅のマンションを事務所にしようと思っているので、神奈川県行政書士会への登録することになります。

 

この登録の入会金が結構馬鹿にならない金額で、諸々で約30万円必要です。しかも、尿会一時金だけでなく月々6,000円の会費も発生するため、年間で最低72,000円は行政書士としての収入がないと元が取れないのです。

行政書士として72,000円稼ぐことがどれだけ大変か現時点では分かりませんが、副業の片手間で行政書士としての経験やノウハウがない人間が稼ぐには結構厳しいハードルに見えます。

 

ただ、行政書士という仕事は、行政書士(私)とパソコンとプリンターと事務所(家)さえあれば成り立つ仕事なので、前述の入会金と月会費以外は殆どコストがかかりません。また、これまで支払っていただけの家のローンや携帯電話の通信料などを経費として計上できるようになるのは大きなメリットだと思います。赤字申告となったとしても本業の収入の節税対策になるのですから。

※会費の72,000円分だけは何としても稼ぎたいところですが…

 

赤字申告して損益通算してもらえるのは雑所得ではなく事業所得になりますが、行政書士として開業すれば事業所得として認められる可能性が高いのも大きいです。

 

トータルで考えると、会費の72,000円がどうしてもネックになりますが、それさえどうにかできれば開業する価値は大いにあると思います。

 

行政書士としての営業活動

元々は入管手続きの申請業務をターゲットとして行政書士の開業を計画しましたが、行政書士の仕事内容を調べるとその内容は多岐にわたるので、もっと身近なところからせめてもいいのかなとも考えています。

 

まずは、知り合いに行政書士の開業に話をして、コネを利用する方法から始める予定です。ですが、私の周囲で行政書士の仕事を依頼しそうな人は殆どいないのであまり期待はしていません。

また、インターネットサイトを開設しての宣伝も考えましたが、自ら開設する技術もありませんし、委託するとそれなりの費用になるので、副業でとなると割に合いません。

 

そうやって色々悩んだ結果、行き着いたのがチラシのポスティングです。

チラシであればワードで自作できますし、ポスティングであれば業者に依頼しなくても、散歩がてら自分で対応できます。副業で顧客を広げていくのなら地域密着でやっていくのがいいと思うので、ポスティングはそういった意味でも都合がいいと考えます。

あとは根気強くやっていくだけだと思うので、これ以上のことについては資格を取得してから考えればいいと判断しました。

 

これから自分の時間とお金をこの行政書士の開業に対して投資していくことになります。株と同じで当たるかもしれないし外れるかもしれない。

サラリーマンは安定した給料を貰えますが、個人事業主は勇気を振り絞って投資したり、収入を得られなくなるかもしれないリスクと常に向き合っているんだなと考えると感慨深いものがあります。

個人事業主のリスクは漠然とは理解していたものの、独立開業について本気で考えるとまた違った感覚を覚えたのでなかなか新鮮でした。