敗北者の日経平均先物取引

日本株式、先物で敗北したサラリーマンの米国株での再起物語

去年の振り返りと今年の方針

どうも敗北者です。

 

2019年になりました。平成最後の年です。

正月の初詣に行った際におみくじで凶を引いたので、今年も私にとって波乱の年になりそうです…

 

今年の相場は既に始まっておりますが、マイルールを守って腰を据えたトレードが出来るように、去年の振り返りと今年の方針をここでしっかり記録しておきたいと思います。

 

○本日ののブログの流れ

①去年の振り返り

②去年のトータル損益

③去年の振り返り総括

④今年の方針

 

【①去年の振り返り】

去年の9月末頃から満を持して株式市場に復帰しました。

その時の資金は400万でした。

 

米国株200万、J-REAT100万、先物100万といった割合だったと思います。

9月末時点では米国株神話を信じており、完全右肩上がりのビザやアマゾンを強気で購入していたのを覚えています。

あとからスクエアが追加され、40万×3銘柄で合計120万程度の資金を投入していました。J-REATは早い段階で予算の大半(80万ぐらい)を投入していたと思います。

 

そして、忘れもしない10月初旬の暴落です。

24400円あった日経平均が僅か1か月で21000円まで暴落しました。

2万ぐらいあった含み益が、寝て起きたら-10万になっていたのを覚えています。

 

この時に、何故逆指値を使えないSBI証券で米国株の取り引きをしていたのかとかなり後悔しました。また、何で数年ぶりに復帰した数週間後に暴落に見舞われるのかと、本当に自分の運の無さに絶望しました。

 

その時に心の支えになったのがJ-REATです。

暴落の影響を殆ど受けず、暴落の最中でも安心して持っていられる値動きでした。そして高配当。長期目線であれば、米国株の損も取り返せるという前向きな気持ちになれました。

 

また、10月は決算の時期でもあったので、好業績の銘柄を強気で購入しました。

その時に助けられたのがいすゞオリエンタルランドです。

また、米国株も残った資金でナンピンしました。

 

11月になると日経平均も大きく戻し、10月の買いが功を奏して、一時期-20万まで落ち込んだ成績がプラ転しそうな所まで戻すことが出来そうな状況になりました。

しかし、11月は波乱の月で、大きく上下を繰り返した月でした。

 

含み益は幻という言葉が響いた月です。

長期目線でガチホするのも大事かもしれませんが、世界情勢や地合いを見極めましょう。

 

12月になって更なる暴落が待ち受けておりました。

流石に20000円は割らないだろうと思っていたら易々と割って、今後こそ流石に割らないだろうと思っていた19000円も割り込む怒涛の下落でした。

 

この時から先物に本腰を入れるようになり、株は買いで先物でショートするというヘッジを学びました。先物での利益がなければ流石に再度退場していたと思います。

 

そのうち、取引は成績のいい先物メインとなり、何やかんやと狼狽してたら年末になっていたという感じです。

 

 

【②去年のトータル損益】

去年の損益ですが、資金460万に対して-20万(-4%)という結果で終わりました。

何度もプラ転する機会はありましたが、途中の狼狽やマイルール無視によって大きく損をしてしまい、結局大きくマイナスという結果になってしまいました。

 

ただ、去年の9月末から初めて-4%で済んでるというのは個人的には結構頑張ったなと思ってます。本当にうまい人はこの相場でもプラスにしてるんでしょうけど… 

 

 

【③去年の振り返り総括】

波乱の3か月でした。再起していなければ20万を失うこともありませんでした。

でもだからこそ、この20万を無駄にしないためにもこの暴落で得られた経験値を無駄にしてはいけません。

何となくの感覚で終わらせるのではなく、何故失敗したのか、それを次にどうするのかを言葉で記録に残し、自分のマイルールに加えて洗練させていく必要があります。

 

このまとめは私の20万の集大成です。

 

1.焦らないでチャンスは寝て待て

常に右肩上がりで上げ続ける銘柄なんてありません。

2018年9月時点でのビザやアマゾンが私にとってのそれでしたが、今回の暴落でどんな銘柄にも調整期間があることが証明されました。

需要のある良いものを安く仕入れて高く売るのが商売の基本原理です。良いものが高いなら買わなければいいんです。得はしないけど損もしません。相場は年中動いてるし、調整期間は必ず来るんだからそれを待ちましょう。

ただし、ゴミは安く仕入れてもゴミのままなので、ゴミとお宝の見極めはしっかりしましょう。

 

2.市場での取引で最も重要なのは資金管

どんなクソ銘柄を掴んでしまったとしても、資金管理さえしっかり出来ていれば利益を出すことが出来ます。私の先物の手法はマーチンゲール法に近いやり方なのですが、この手法に耐えられる資金力と資金管理さえ出来ていれば必勝できます。

持っている資金に対して投資額が少ないと、資金を活用しきれておらず勿体ないという感覚に陥ります。そこは「1.焦らないでチャンスは寝て待て」です。

 

投資額を減らして利益を出したとき、もっと大きく張ってれば…と後悔するような事態に必ず陥りますが、利益が出ているんだからそれで良しとすべきなんです。

あの時投資額を減らしておけば…と含み損を抱えて後悔するよりかは比較にならないぐらいマシですから。

なので、とにかく投資資金を増やしましょう。それは投資で増やすのではなく、本業で稼いで資金を増やすのです。

 

3.逆指値の重要性

指値は必ず指しましょう。

利益が出てるときは当然ですが、損切ポイントも然りです。

損切ポイントはインしたポジションによって変わるので見極めがとても難しいのですが、それをマイルール化するのが今年の目標の一つになりそうです。

 

4.利確は正義。ただし再インは出来るだけしましょう。(デイトレは除く)

デイトレスキャルピングで値幅を狙うならこの限りではありませんが、スイングや長期で大きく利を得ようと考えてポジションをとったなら、ある程度のタイミングや節目で利確しましょう。

利確してそこから伸びた場合はもう諦めましょう。自分のセンスの無さを恨みます。

ですが、折角利確してそっから下げたなら、自分のセンスを褒めて再度インしましょう。そこがドテンSできるぐらい自信がある天井なら無理にインする必要はありませんが、長期で狙っていたポジションなら恐れる必要はありません。

 

基本的なことしか書いてませんが、それによって2018年9月段階の私はその基本的なことすら把握できていなかったことが分かります。

インターネットや本を読んで相場について学んでも、それは知恵ではなく知識でしかないということなんでしょうね。やはり、実際にトレードしてみて、自らの経験から自分に適したマイルールを見つけていくしかないんだと思います。

 

【④今年の方針】

今年は先物オンリーで行く予定です。

理由は投資資金の多くを昨年末に出金し、不動産投資へ回してしまったためです。

手元には50万しか残っておりません。

 

50の資金では現物で購入できる銘柄が限られますし、資金管理や分散投資も難しいです。であれば、今まで通りミニ1~2枚で取引できて、去年の成績もよかった先物に絞ればいいじゃないかという結論に至りました。

 

また、取引自体も頭のほうは少し慎重になると思います。

米国株国内株の取引きをしていた時は資金移動も柔軟にできましたが、不動産投資に回してしまった資金は今までのように簡単には移動できません。

取引する枚数は今までと変えない予定ですが、いつでも資金を追加できるのとできないのとでは安心感が違うので…

 

不動産投資のおかげで月々の収入も増えたので、それをすべて投資資金に回して早く戦闘態勢を整えたいと思います。