敗北者の日経平均先物取引

日本株式、先物で敗北したサラリーマンの米国株での再起物語

敗北者の反省点と投資指針

これまでの敗北で得られた唯一の知見ですが、株を取引きする上で一番重要なのはメンタル管理だと思っています。

 

これから伸びると判断して買った銘柄なのに、利益が出た瞬間にすぐ下がるかもしれないと警戒して利確してしまう。自分の思惑と異なる形で下落したのに損切が出来ない。損切した後に戻したら嫌だと思って損切が出来ない。

 

仮想取引なら出来る判断が、実際の取引だと出来なくなる。そして、早まって利確した銘柄が上昇し続けるともう買えなくなる、損切し損ねた銘柄の損失は膨らむ。

 

通常のメンタルだったら犯さなかった失敗を犯すと、その時の損失だけならまだしも、次の取引にも悪い影響を与えます。何が正しいのかが分からなくなり、失敗を繰り返す。そして致命的なダメージを負って退場することになります。

 

これから伸びると判断して買った銘柄なら、利益が出てもすぐに利確せずにホールドし続ける。自分の思惑と異なる形で下落したなら、自分の過ちを認めてすぐに損切する。

機械的に処理し、気持ちを切り替えられるメンタルの強さが重要だと学びました。

 

私の性格を1文で表すと、大雑把ではあるものの、どちらかといえば堅実な性格だと思っています。そして既婚者です。そのため、追加の投資資金を用意するのが難しい立場にあります。

 

自分の性格と立場に即したトレードをするのであれば、有名企業の株(トヨタ資生堂マクドナルド等)に適当に分散投資して放置が正しかったんだと思います。

しかし、投資の何たるかを全然知らなかった大雑把な私は、とりあえず気になった企業1社に何も知らないまま全力投資をしてしまいました。そしてその丁半博打で大きなマイナスを出してしまいました。

 

100万から‐10%で90万にした場合、90万から+10%しても100万にはならないのですから、追加の投資資金を用意できない私は焦りました。そして、仕手株に手を出し始め、自分の性格とは反対のトレードを続けて消耗し続けたという流れです。

今考えるとソフトバンクに手を出していた時が一番安定していました。成績的にもメンタル的にも。

 

ということで、私の資金は今後優良な大型株への分散投資で運用したいと考えております。

 

目標は数年で大金持ちではなく、10年20年先を見据えて堅実にお金を増やすことです。