敗北者の日経平均先物取引

日本株式、先物で敗北したサラリーマンの米国株での再起物語

敗北者の米国株投資

【敗北者のこれまで】

180万の資金を携えて2013年に日本株デビュー。

株について殆ど勉強せず、自分の感だけを頼りにトレードを始めました。

まず始めに、ある大型金融銘柄にいきなり全力の180万を突っ込みました。

丁半博打のようなトレードは、結局-30万の損切という結果で終わりました。

 

その後、-30万の損失を取り戻そうと仕手株に手を出し始めます。

とにかく値動きの激しい銘柄に投資し、下がってきた時にそろそろ上がるんじゃないかという何の根拠もない逆張りでポジション取りをしておりました。

稀にストップ高に乗れたり、-30万~+5万の域で推移するものの、利確、損切、逆指値の判断がうまくいかず、-20万ぐらいまで戻します。

結局運頼みのトレードなので、安定したプラスにはなりませんでした。

 

何の成長も見せないまま、2015年になります。

ソフトバンクのチャートを眺めていた時に、7000円~7700円のレンジで値動きを繰り返していて、動きに法則があることに気が付きました。※テクニカルの存在をようやくはっきりと認識した感じです。

試しにレンジの底付近で100万(資金の2/3)を投資し、上がればレンジの上付近で利確、下がったら残りの資金でナンピンという手法で、-5万まで取り戻しました。

テクニカル信者となり、個別銘柄のファンダに左右されない日経先物の方が向いてるのではないかと考え始めます。

 

個別から先物に転向です。

これまでのトレードの経験で、私は典型的な逆張り思考となっておりました。

上昇トレンドに後乗りすることが出来ず、見ているだけ。

下がってきた時に、反転した所を狙うのではなく、下がっている最中に買い注文を入れるという手法。

当然マイナスは膨らみ、塩漬けとなります。

そのタイミングでチャイナショックによる暴落で大ダメージを受け、-30万に戻ってきたところで損切しました。

精神的ダメージや日々のストレスが大きく、そこで退場となりました。

 

当時15000円前後だった日経平均アベノミクスにより23000円まで上昇しましたが、過去のトラウマもあり、典型的な逆張り思考である私は、その時もただ眺めているだけで再起することが出来ませんでした。

常に大きな上昇の後には暴落が来るのではないかという猜疑心に苛まれていました。

しかし、自分の資金を銀行に預けたままでいいのだろうか。今後自分の給与だけを収入源として生活していくのか。そんな疑問が残り続けました。

 

そして3年の休息を経て、再起を決意します。

まずトラウマを払拭するために、自分の自信の根拠となる柱が必要でした。

これまでの経験は全て運頼みだったので、得られる反省点も殆どありません。

少なくとも今の自分の手法が間違っているのは確かなので、これまで毛嫌いしていた投資の本を読んで勉強する事にしました。

過去の経験と照らし合わせた時に、この本に書いてあることを実線していれば損失は防げていた、又は利益をあげられていた内容が記載された本を参考にしました。

 

そんな時に米国株の存在を知ったのです。